防災の取り組み
「日本一安心安全な病院を目指して」
野瀬病院の「防災の日」とは?
病院のような、不特定多数の人々が出入りする施設は特定防火対象物に指定されており、年に2回以上の消火・避難訓練の実施が義務付けられています。
しかし当法人では、年に2回では少ないと考え、毎月何かしらの訓練等を行うこととしました。。
実施している訓練や研修のご案内
ゆれるん体験
阪神大震災の被害が大きかった地域であるからこそ、という思いから、この地震体験を始めました。「ゆれるん」は県で所有している台数が少なく、来てもらえるだけでも貴重ですが、当法人では3回程来ていただいているので、今後も継続していきたいと考えています。
防火防災会議
毎月第4水曜日に会議を行っています。
そこでは、防災の意識を持ち続けてほしいという思いを持ちながら、前月の「防災の日」に行った訓練などを振り返り、各所属長にフィードバックを行っています。長田消防と連携しての訓練
実際に4階からはしご車で救助や、レスキュー隊が来られた際は、4階外壁にロープをかけて降下する訓練を行いました。
消防団
当法人では、5名の職員が消防団を務めております。
当法人の消防団は消火等を行う消防団ではなく、応急手当普及員として消防署員の方々と近隣中学校などで研修を行うことを主な活動としております。
- 水消火器を使用して行う
消火訓練(年3回程) - 特殊なテントを用いての
煙体験(年2回程) - 簡易担架の設営方法などを学ぶ
避難訓練 - 消防への通報模擬体験
- 消火栓の使用方法を説明した
DVD研修
当院は「日本一安心安全な病院を目指して」をスローガンに、防火防災に取り組んでおります。病院には、スプリンクラーなどの防火設備も備わっており、また、3階以上には建物の外にベランダが設置されているため、外側を避難できるような構造となっております。
しかし、何よりも各職員の防火防災に対する意識が一番大切と考え、地域とのつながりを持ちつつ、今後も様々な訓練を行っていきたいと考えております。
天災は忘れた頃に
やってくる…
自分が自分で出来る事を。まずは自身の命を守る事が最優先です。
三陸地方には、津波発生時に“波てんでんこ”“命てんでんこ”という言葉が継がれています。
『てんでんこ=各自ばらばらに』という意味で、
『自分の命を守る行動を取る』『津波が起きたら、
他人を気にせず逃げる』という解釈ですが、
“てんでんこ”延いては『共に逃げる』『他者も逃がす』
の行動に結び付く事になります。
日ごろから『ばらばらになった時の集合場所や非難経路を話し合っておく』事が重要ですね。
阪神・淡路大震災、東日本大震災などが発生したように・・・
自然災害はいつ、どのように起こるのか、誰にもわかりません。
津波緊急待避所
神戸市からの依頼を受け、当法人では野瀬病院まごころ診療所りあんの3つの施設が
「津波緊急待避所」として指定されております。
すべての建物において3階以上に待避するよう指定されておりますので、地震後、津波の避難指示がありましたら、
当法人の3つの施設をご利用ください。
津波に対する注意点
気象庁では、地震発生後およそ3分間で、地震の規模や位置を推定し、全国を66区域に分けた津波予報区に対して、津波警報または津波注意報の第1報を発表します。神戸市は「兵庫県瀬戸内海沿岸」という予報区に区分されます。
南海トラフ巨大地震において、長田区では最高津波水位2.7m、最短到達時間88分が県での予想とされております。
当法人がある地域にお住まいの方は、当法人の3つの施設以外にも、緊急避難場所がたくさんあります。新長田駅の北側・水笠通公園など、日頃から避難経路を確認しておくことがとても大切です。
KOBE防災ポータルサイト
「SONAE to U」
気象警報や雨量、河川水位などの災害気象情報のほか、道路情報や公共交通機関の運行状況、ライフライン情報等を確認することができます。また、災害に関する知識、避難行動や日頃の備えなど、大切なものを守るための情報が掲載されています。
ご家族で避難先について確認する、ローリングストックなどを活用して食料備蓄をする、地域の活動に参加するなど、身近にできることからでかまいません。
ぜひ、このポータルサイトをご覧いただき、「備え」への取り組みにお役立てください。『いざという時の安全行動につなげていただくために。』
神戸市危機管理室(神戸市危機管理センター2階)
TEL: 078-322-6232(FAX: 078-322-6031)
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